01ご連絡
お電話・メールでご相談ください。

伝統の技と確かな手仕事で、社寺建築の未来を支えていきます。
建設業神奈川県知事許可
二級建築士2名
一級大工技能士1名
神奈川県建築士会会員
既存住宅状況技術者
日本伝統建築保存会会員
日本伝統建築保存会棟梁研修修了資格
日本木材輸出振興協会会員
神社仏閣 新築工事・改修工事・耐震工事・文化財工事
本堂・客殿・庫裏・門・鐘楼・塔・水舎・築地塀・宝物殿等
日本伝統建築全般(神社 仏閣 数寄屋 茶室 古民家再生等)
木の建築(店舗住宅・医療併用住宅・教育施設・田舎暮らし)
木の文化的価値利用(故郷の木・銘木輸出・海外施工)
宮大工サスティナブルアート・匠アート・匠木工文具
照明デザイン工事・窓と光のデザイン工事
日本庭園・外溝デザイン工事
薪ストーブ・暖炉の設計・施工・販売・アドバイス
マスコミ取材協力・講演会・木のバスツアー・木育ワークショップ
若手宮大工職人育成事業
代表者はあえて生涯現役・現場職人を貫く決意をしております。毎日職人として現場に出ることによって、そこではじめてお客様との温度が伝わり合い心が通います。
生涯職人宣言
代表者はあえて生涯現役・現場職人を貫く決意をしております。毎日職人として現場に出ることによって、そこではじめてお客様との温度が伝わり合い心が通います。
木を見抜く力
古い社寺の改修や、古民家再生などは、長年組まれていた木をばらした瞬間にどうねじれるのかを先に考え、古に塗られた塗料が顔料なのか染料なのかを見極め、様々なことを考え抜いてから手を付けないと、取り返しの付かないことになってしまいます。
世界各国へ出向いて施工
花升の職人は世界各国に出張し日本木造建築を施工します。海外オフィス・海外ホテル・海外公共施設・海外大使館・海外庭園・海外邸宅・海外マンションの和風リノベーション等、承ります。
法人のお客さま向け コラボ大歓迎
大工下請けとして花升の棟梁たちは大工工事は元より、施工管理・水道電気住設搬入など工事工程の指揮も承ります。工事が一貫して解っているからこそ追加の見積・積算・調材もスムーズに現場即戦力としてお役立てください。
お客さま向け講演会(無料)
価値ある建造物新築にとって重要な情報を共有するお客様向け講演会を実施しております。宮大工の技と木の知識経験則・建築学的歴史・学術的観点・法律的重要性を、どなたでも解りやすく楽しく1時間で学べるよう講演いたします。
社寺建築への思い
100年未来のランドマーク
花升の大工は数百年先を心に描いて美しく強い建造物を日々造作し、この建造物が地域の皆様から末永く愛され続け、いつかは国の誇りとなる豊かな未来を心に今日も精進しております。
価値ある建造物をご提案するための3つの重要な条件
建築法律家による心強い安心サポート力
建築家による洗練された美しく飽きのこない設計力
大工の最高峰の技術力と具現力
この3つの条件がそろってこそ初めてお客様の夢が具現化します。
大工の腕の見せ所
花升の大工は、古より受け継がれた高度な規矩術・木組みの木造建築技術を正統に継承し、木を見抜きカンナやノミを使いこなす力を日々養っています。その繊細な流線形は設計図に描くことは出来ず、ここは宮大工の一番の腕の見せ所です。
そして最も大切なことは、大工である前に一人の人間として、一心な清い心を持ち続けることです。けしておごらず高ぶらずこの清い心が美しい造形美を産みます。これも図面には載らない美しさです。
神さま仏さまが宿る聖なる社寺建造物を、宮大工の高い技術と、そして、宮大工である前に一人の人間として清い心と正しい姿勢で良い氣を込めて造作することにより、「りん」とした目には観えない美しさが輝きます。建物で在りながら堂は「物」では無く、宮大工の手仕事により産み出され皆様と共に末永く生き続ける「場」となります。信者の皆様が使ってこそ美しい「用の美」の極み、これこそが価値ある最高品質の美しさです。
これから建物を建てたいお客様が、本当に実現したいことは、実は「建物」ではありません。本当に望んでいる心底根元のものとは「使う価値」とか「未来のイメージ」です。例えば「人が笑顔で集まる場所にしたい」とか「安らぐ場に来てほしい」とか「様々な気持ちを共有していきたい」「人生の思いを共に刻む」「古から受け継いできたものを大切に守り続けたい」「同じ信念を向上し広めたい」など、お客様の本当に望んでいることは何ですか?この機会にぜひ皆様でご一緒に考え花升の大工に語り始めてください、その思いを共有させてください。
花升木工では木の産地をご指定頂けます。例えば「地元の木、富士山の木、本社・総本山の有る地域の木」お客様にとって大切な場の聖なる木をお探しし建造物に取り入れます。
長年本堂を支え続け古くなり建物の役目を終えた解体木材や、敷地内に立っていた木々を開発により切ってしまう場合など、その大切な木の命を無駄にせず、新たに家具や柱や炭に変えて、新しい建物に供える木のサスティナブル活動もしております。
花升木工の「木工」は木を工むの思いを込めた社名です。花升は寛永17年創業の社寺に収める花飾職人家業の老舗屋号で、当代代表は東京浅草花升14代目となりますが、先祖代々ものづくり職人魂を受け継ぎ当代は宮大工として活躍しています。
おかかえ宮大工の重要性
社寺建築は使えば使うほど味のでる経年を楽しめる美しい建造物です。木造建造物は完成したら終わりではありません。建ててからがお客様と宮大工との本当のお付き合いの始まりです。
遠方の社寺建設会社に依頼した後、アフターメンテナンスや小さい仕事をちょこちょこ頼めないというお客様の悩みをよく耳にします。建造物を永年良き形で継承するためにも神奈川東京の宮大工をぜひ採用ください。いつも近くにいるので御用とあらば手道具で365日24時間すぐに駆け付けます。
弊社代表者は木と大工仕事が大好きですので一生涯職人でいる志です。手掛けた社寺建築は一生大切にメンテナンスに入ります。代表者自身が自ら毎日現場に出向く職人ですので、自ら道具をたたいてひとつひとつ丁寧に確認しています。顔が見える距離で安心して末永くお付き合いをしていただけます。
建築予算がまったく集まっていなく建設委員会等何のめども立っていない、という状況が長年続いてはいませんか?その状況でも実現させる方法がたった1つあります。その方法とはまず一歩踏み出すことです。長年の思いや考えを初めて行動に移すその一歩をぜひ花升木工にご相談ください。「宮大工がお客様と共に同じ方向に向かって、一緒に考えて行く力と専門知識・建築知識・法律知識・癒し心理学・実現実例」は必ず必要な力となります。
花升木工では信者さま団体さまに向けて「低予算でもどうしたら理想の社寺建築が実現ができるのか1時間で楽しく学べる」講演会(無料)・林業製材など木の素晴らしさを学ぶバスツアーを実施しております。さらには社寺建築に人が集まる癒し心理学を取り入れたこの専門知識は今後必ずお役に立つ知識となりますので、ぜひご利用ください。千里の道も一歩から。
大工が木を見抜く力で選りすぐった材料には無駄が無いです。そして経営者自らが職人ですので経営コストに余計な無駄がありません。出来る限り、地元や信者様の中から職人十職(大工・石工・左官職人・屋根職人・彫師・庭師・鳶・建具職人・畳職人・電気水道技術者)を採用します。関わった職人たちは、末永くこの建造物の力となり共に支え続けます。それは無駄のない理に叶った地産地匠です。
無駄が無いということは価格もシンプルです。良質な材料で価値ある建造物をご提供しコストもシンプルにすることが花升木工の良いところです。ご予算についてもお客様の立場に寄り添い、同じ目線を持ち同じ目標に向かってワンチームのご提案をして参ります。
花升は寛永17年創業の社寺に収める花飾職人家業の老舗屋号で、当代代表は東京浅草花升14代目となりますが、先祖代々ものづくり職人魂を受け継ぎ当代は宮大工として活躍しています。
2000年 神奈川県内 寺鐘楼新築工事
2002年 神奈川県内 神社改修工事
2004年 山梨県内 寺本堂新築工事
2006年 神奈川県内 寺本堂新築工事
2008年 栃木県内 不動尊改修工事
2009年 栃木県内 寺本堂新築工事
2010年 神奈川県内 寺本堂新築工事
2013年 千葉県内 本堂改修
2014年 海外 寺庫裡新築工事
2015年 東京都内 寺本堂新築工事
2019年 フランス進出 世界へ向けて宮大工技術提供開始
2019年 世界的展示会 MAISON&OBJET 選考展示
2020年 アメリカ展示会・北京展示会 選考展示
2021年 文化庁事業 花升宮大工ツーリズム開始
2022年 国際学会誘致 日本文化花升宮大工協力事業
2023年 某美術館 茶室施工
2024年 神奈川県 神社本殿文化財 改修工事
2025年 東京都 寺 庫裡客殿 新築工事
和風邸宅・数寄屋・茶室・社寺小物造作 他多数実績有り

ほんものの宮大工の技が身に付く、花升木工社寺建築の宮大工育成プログラム。
現場実践型の宮大工育成カリキュラム
材木屋でも製材所でもない。花升が直接森林に赴き、現地で木材を選ぶ「木を見抜く力」。そして世界各国へ出向いて施工する経験を、若き職人たちへ惜しみなく伝えています。
私たちは、若手育成の環境整備を最優先事業と位置づけ、新たな宮大工の育成に全力を注いでいます。
宮大工育成カリキュラムは、現場実践型のため、ほんものの宮大工の技が身に付きます。「教えるや学ぶ」では無く「身に付く」ことで「感覚」を芽生えさせることが何よりも大切です。
古の時代から続く日本の伝統継承である職人の丁稚奉公が事実上出来なくなり、平成時代は景気低迷により1から職人を育てる会社が激減しました。このような背景により木造技術者の激減、日本古来からの高度な木造技術の著しい技術低下が見られます。
それに加え、昨今若手の宮大工離職率が高く、木造技術者の育成が衰退しております。その現状を回復成長させるべく、当社では、現役宮大工棟梁直伝による正統な宮大工技術の継承と、宮大工として最も重要な現場でのケースバイケースの対応力、社会人の前に職人として人としてのコミュニケーション能力と継続力の向上を育成事業として開催しております。
2025.03.25 海外向け「宮大工eラーニング」開始
海外向けeラーニング(YouTube動画・非公開)
掲載準備中

世界最古の木造建築技術を体感する特別プログラム
文化庁「上質な観光サービスを求める旅行者の訪日等の促進に向けた文化資産の高付加価値化促進事業」採択事業
本プログラムは、文化庁が推進する日本の文化資産を活用した高付加価値な観光コンテンツの創出事業として採択されました。世界に誇る宮大工の技術を、国内外の旅行者に体験いただくことを目的としています。
神社、寺院、宮殿の建築や修復を手掛ける大工のこと。何百年前、何千年も前に建てられた建物を修理して、その姿を次の時代に伝える——非常に聖なる職業のひとつです。
宮大工の仕事は、単なる建築ではありません。神仏に仕える場所を造り、人々の「心のよりどころ」を形にする営み。そこには、木と向き合い、自然の摂理を受け入れながら、確かな技術と深い精神性が求められます。
鑿、鉋、矩尺など、職人が長年使い込んだ道具たち
建物だけでなく、人の心まで見通す職人の視点
1400年前から続く技術が、今もなおそこに息づいている
万葉の世では、敷島の道は和歌の道、とされた。華道、茶道のように本格宗派を持ちながら一般に広く普及している道もある。
一方で、神に仕え続けてきた宮大工の世界に、道の呼び名は今のところ存在しない。なぜなら、この技術は常に「神仏のため」に受け継がれてきたものだからだ。
この職人たちの手仕事からは、近代建築とは対極の世界が見えてくる。木と木を組み合わせ、釘を使わずに建物を立てる——その技術は1400年の時を超えて、今もなお息づいている。
世界最古の木造建造物、『法隆寺』。その歴史の始まりは、今から約1400年前まで遡る。それ以外にも、世界最古の木造建造物の多くは、日本の寺社仏閣施設——なぜ、だろうか。
その秘密は、日本独自の木造建築技術にあります。複雑な木彫刻が施された社寺の構造、そして何百年もの歳月を経てもなお佇むその建物たち。これらの謎に満ちた技術の背景には、UNESCO無形文化遺産「伝統的建築技術」に登録された宮大工の技術があります。
宮大工の営みは、事実上世界最古のフルスケールビジネスと言えるでしょう。現代の私たちが、その技術と精神性を体験できる——それが「宮大工ツーリズム」です。
UNESCO無形文化遺産「伝統的建築技術」に登録
「神仏を崇めずして伽藍舎頭を口にすべからず」
宮大工の一番重要な目線は、お宮さんやお寺を造るという心構えから始まります。神や仏は何も言わないが、人々が頼り、安心し、よりどころとする場所だから。
そういった「心のよりどころを造る」思いを大切にしている。ここに宮大工の高い精神性がある。お宮さんやお寺を造ることは、人の心を造ることでもあるのです。
木と向き合い、自然の摂理を受け入れる
奈良県生駒郡斑鳩町
1400年の時を超えて現存する世界最古の木造建築群。釘を使わない「組物」の技術と彫刻の緻密さ。
栃木県日光市
「未完成の美こそ日本の美学」。逆柱など、意図的な「不完璧」に込められた職人の想いを読み解く。
神奈川県横浜市
建物を「見る」のではなく「読む」。彫刻の一つ一つ、柱の傾きに込められた意味を解き明かす。
宮大工の棟梁が一人ひとりを丁寧にご案内。日本の社寺建築を支えてきた基本技術を、実際に手を動かして体感します。
小さな小屋を建てるだけでも、どれほどの手間と技術が必要かを肌で感じ、この伝統芸術を次の世代へ守り伝えたいと思っていただける体験です。
木材削り体験/社寺見学/棟梁による手ほどき/木組みの技術解説/木の継ぎ方実演
常に木と会話せよ
ツアー会場:横浜市の神社、寺院、歴史的建造物
送迎:羽田空港・横浜駅・大さん橋国際客船ターミナル
オプション:茶道・参拝マナー・座禅体験・昼食
料金:お問い合わせください
開催日:開催日は随時調整しております。ご希望の日時やグループ人数など、お気軽にお問い合わせください。
宮大工の棟梁に直接教わる貴重な機会でした。木材を削る感触、道具の使い方、建築の精神性——本からでは絶対に学べないことを、全身で感じ取ることができました。日本の伝統建築の奥深さを知り、これからも興味を持ち続けたいと思います。
— 体験参加者
掲載準備中
宮大工育成カリキュラムは、現場実践型。「教えるや学ぶ」ではなく「身に付く」こと。
手で覚える。現場で育つ。
ほんものの宮大工の技が身に付く、花升木工社寺建築の宮大工育成プログラム。
宮大工育成カリキュラムは、現場実践型のため、ほんものの宮大工の技が身に付きます。「教えるや学ぶ」では無く「身に付く」ことで「感覚」を芽生えさせることが何よりも大切です。
古の時代から続く日本の伝統継承である職人の丁稚奉公が事実上出来なくなり、平成時代は景気低迷により1から職人を育てる会社が激減しました。このような背景により木造技術者の激減、日本古来からの高度な木造技術の著しい技術低下が見られます。
それに加え、昨今若手の宮大工離職率が高く、木造技術者の育成が衰退しております。その現状を回復成長させるべく、当社では、現役宮大工棟梁直伝による正統な宮大工技術の継承と、宮大工として最も重要な現場でのケースバイケースの対応力、社会人の前に職人として人としてのコミュニケーション能力と継続力の向上を育成事業として開催しております。
趣旨にご理解の上、見学会参加申込をお願いいたします。
募集人数:若干名
卒業予定者
研修中有給制/正社員雇用(研修修了後)/研修中は全寮制
詳しくは問い合わせメールより必要事項記載の上ご相談ください
・氏名 ・年齢 ・生年月日 ・性別 ・住所 ・電話番号 ・見学希望の理由 ・所属学校又は職場
大工経験5年以上
大工経験5年以上で、家大工・等から宮大工または木造大工を目指したい方を募集しております。
研修中有給制/研修後正社員雇用有り/研修中は全寮制
詳しくは問い合わせメールより必要事項記載の上ご相談ください
・氏名 ・年齢 ・生年月日 ・性別 ・住所 ・電話番号 ・見学希望の理由 ・現在所属の職場
特定非営利活動法人宮大工木造技術継承協会の宮大工育成事業の研修に1年間参加必須(有給制・研修中は全寮制)
「教えるや学ぶ」では無く「身に付く」ことで「感覚」を芽生えさせる。
入社後は、熟練の宮大工による一対一の指導のもと、以下の技術を体系的に習得します。
墨つぼによる墨出し/手工具(ノミ・鉋・鑿)の使い方/木材の基礎知識・目利き/安全衛生管理
継手加工(金輪継ぎ・組物など)/組物の組み立て/現場での柱梁施工/設計図読み・墨付け
社寺建築現場での実務/現場管理・棟梁補佐/木材の目利き力強化/海外プロジェクト参加も可
詳しくは問い合わせメールより必要事項記載の上ご相談ください。趣旨にご理解の上、見学会参加申込をお願いいたします。
info@hanamasu.co.jp
0463-93-6665 / 平日 9:00〜18:00

鉋、鑿、墨つぼ・墨指し、鋸、玄翁・金槌、差し金、木槌
電動工具は状態により相談
修復不能品等は引き取れない場合がある。
若手への貸与・支給、体験講座、展示資料に活用。
01お電話・メールでご相談ください。
02道具の種類・点数・状態をお知らせください。
03訪問・発送等と日程を相談します。
04実物確認による可否判断。修復不能品等は引き取れない場合があります。
宮大工の聖地・「半原」の地に刻む技と心
神奈川県愛甲郡愛川町にある「半原(はんばら)」。この地は古くから、全国にその名を轟かせてきた「名門宮大工の郷」として知られています。私たち花升木工は、数々の歴史的建造物を支えてきたこの宮大工の聖地・半原に自社の加工場を構え、伝統の技と真摯に向き合い続けています。

半原という地名は、日本建築の歴史において特別な意味を持っています。この小さな山里から、数えきれないほどの名工が巣立ち、関東一円、そして日本各地の神社仏閣の建立や修復に携わってきました。
今もなお、半原の地には職人の精神が息づいています。
半原地区が宮大工の郷として栄えた背景には、この土地ならではの豊かな自然環境と歴史的地理が存在します。
丹沢山地の豊かな木材に恵まれた立地。檜や杉など、社寺建築に最適な良質な木材が豊富に産出され、職人たちは幼い頃から木に触れ、その特性を見極める目を養ってきました。
大山詣りで知られる「大山阿夫利神社」や名刹「勝楽寺」など、山岳信仰の拠点に近接していたことから、高度な木工技術を必要とする環境が整っていました。
こうした風土のなかで職人たちが磨き上げた技術は、やがて江戸時代を中心に神奈川県内にとどまらず、関東一円、そして日本各地の神社仏閣の建立や修復へと広がっていきました。
半原の宮大工を語る上で欠かせないのが、大工の祖とも称される名工・矢内(矢内清吉など)一族をはじめとする職人たちの存在です。半原の宮大工が受け継いできた技術の真髄は、二つの大きな特徴にあります。
地震や風雨に耐えうる伝統的な木組みの技法は、何百年という時を超えて建物を支え続けます。釘を使わず、木材同士を緻密に組み合わせるこの技法は、半原の職人たちによって極限まで洗練されてきました。
社寺の向拝(こうはい)や欄間(らんま)などを鮮やかに彩る精緻な木彫彫刻。繊細かつ立体的な造形美は、今なお多くの文化財や神社仏閣にその足跡を残しています。
数々の名工を生み出し、社寺建築の歴史と情熱が深く根付く聖地・半原。花升木工がこの地に自社加工場を構える理由は、ここに流れる「職人の精神」と「本物の技術」を継承し、次世代へ繋ぐためです。
半原の澄んだ空気と歴史的背景に包まれた加工場では、熟練の宮大工たちが木材の見極めから削り出しまで、妥協のない手仕事を行っています。
厳選された木材の墨付け・刻みから、伝統の木工・彫刻技法まで。名工たちのDNAを受け継ぐ職人たちが、日々技を磨き続けています。
伝統技法に加え、現代の耐震・補強技術との融合にも積極的に取り組み、時代の変化に応じた確かな社寺建築を実現しています。
半原という特別な場所だからこそ引き出される集中力と誇りが、花升木工の手掛ける一つひとつの社寺建築に注ぎ込まれています。
歴史ある伝統技法を守り抜くこと、そして時代の変化に応じた確かな社寺を建て・修復すること。
宮大工の聖地「半原」の加工場から、私たち花升木工はこれからも心を込めた木組みと社寺建築をお届けしてまいります。
〒243-0307 神奈川県愛甲郡愛川町半原2824
寺社建築や文化財修復を手掛ける伝統建築の専門職人。
神社や寺院、城郭などの伝統木造建築の建築・修復を専門とする大工。一般的な住宅大工とは異なり、数百年以上の耐久性を持つ建物を造るため、高度な木組みや規矩術、木材を見極める深い知識が求められる。
神社や寺院を対象とした日本伝統建築の総称。
日本の宗教建築である神社(社殿)と寺院(仏堂)の総称。大陸から伝わった仏教建築様式と、日本固有の神道建築様式が融合・発展を遂げた、美しい曲線美の屋根や精巧な木組みを特徴とする建築群。
神社の祭祀空間を構成する伝統建築様式。
神道の神々を祀るための建築様式。神明造や大社造、流造、権現造など多くの様式があり、一般に直線的または自然な反りを持った屋根、鳥居や玉垣による聖域の区画、高床式構造などが大きな特徴。
仏教寺院の伽藍を構成する伝統建築様式。
仏教の御本尊を安置し、修行や礼拝を行うための建築様式。和様、大仏様、禅宗様などの様式があり、重厚な組物(斗栱)で支えられた深い軒、瓦葺きの屋根、左右対称の伽藍配置などが特徴。
歴史的建造物の価値を守るための修復作業。
歴史的・文化的価値の高い国宝や重要文化財の建造物を、後世に継承するために行う保存・修復作業。解体調査による痕跡の確認に基づき、可能な限り創建当時の技法や部材を維持・再現して行われる。
木材同士を組み合わせて構造を作る伝統技術。
釘やボルトなどの金属製金物に頼らず、木材に「継手」や「仕口」と呼ばれる複雑な切り込みを入れて強固に結合させる日本伝統の構法。地震の揺れを柔軟に吸収・分散する高い耐震性を持つ。
木材を長手方向に接合する加工技術。
2本以上の木材を、その長さ(長手)方向に継ぎ足して1本の長い部材にするための接合技法。引張力や曲げの力に対抗できるよう、金輪継ぎや追掛大栓継ぎなど用途に応じて多様な形状が使い分けられる。
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